【お味噌のお世話】カビチェックしていますか?『チロシン』写真館✨✨ 手作りの味噌作り、醤油作りなど発酵の講座・スクールを大阪・神戸近郊の兵庫県西宮市で開講しています。

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【お味噌のお世話】カビチェックしていますか?『チロシン』写真館✨✨

(白い斑点、分かりますか?これがチロシン)

お味噌を初めて作る時に心配なのが、カビですよね!
4,5,6月は、冬の寒い時期に仕込んだお味噌に、カビがはえやすい時期です。月に一度、カビチェックをお願いします!

お味噌にカビがはえるのは、ごく自然なことです。
カビがはえても失敗ではなく、取り除いて、熟成を続ければOK。

カビととても似ていてまぎらわしいのが、チロシンです。
袋に仕込むと、壁面に白いチョークのような感じで出てきます。
チロシンは、アミノ酸で、旨味成分、たけのこの中に入っていてよく見かけるやつです。

チロシンが出ることがありますよ。」、って聞いていても、いざ自分の仕込んだお味噌に出たら、チロシンか、カビかわからない・・・。そんな生徒さんの不安を解消するために、まや発酵教室では、しっかりアフターフォローもさせていただいています。

せっかくなので、生徒さんから送ってきてもらったチロシンを集めて、チロシン写真館を作ろうと思います。
また、チロシンは必ずでるという訳ではなく、でなければいけないということでもありません。

チロシン

  

ちなみに、ふわふわしたカビっぽいやつも報告されます。
カビの場合は空気と触れる上部に生えやすく、まめに空気抜きをすることで防げます。

カビが生えやすいのは、寒仕込み(1〜3月頃の仕込み)の場合、4,5,6月頃です。

容器仕込みの場合も、4,5,6月に月1回開けてみて、カビチェックをしてみて下さい。
もし怪しい部分があれば、スプーンですくって、ゴミ箱にポイしておきましょう。
みなさんの、手作り味噌のお世話に役立ちますようにねがい

今年のお味噌は今、仕込んである分で足りそうですか??

お味噌の仕込みは年間計画です。

どんなお味噌をどれだけ食べたいかによって、何を、いつ仕込めばよいか、決めておかないと、
「気づいたら足りなくなっていた💦」
なんてことになってしまいます。

日本には、四季があり、熟成のスピードが変化していきます。
それをふまえ、長期熟成味噌汁用、和え物用の減塩甘みそ、など種類をそろえるのがおすすめです。

白、麦、米、赤、豆など、それぞれのお味噌には、それぞれの良さがあるので、いろいろ揃えて、ブレンドして活用してほしいのです。

年間消費量がわからない方は、調べてみましょう!

まず、
お味噌汁一杯に使うお味噌の量は、だいたい16g。
一人で、お味噌汁を毎日一杯飲むと仮定すると、

16g×365日=5,840g
となります。

炒め物や和え物などに使う分も、お味噌汁に換算したとして、
「週に何杯のお味噌汁を飲んでいる?」
と、考えてみて下さい。
もし週1回のペースでお味噌汁を飲みたいのなら、年間消費量は、

5,840g÷7=834g

となります。
ご家族がいれば、ご家族人数をかけた数字が、年間消費量になります。

関西の方ですと、薄めの色のお味噌がよく好まれますので、年間消費量の、だいたい半量くらいを冬のうちに仕込んでおくと良いと思います。

お味噌が、どう身体に良いかというと、、、

味噌は発酵によって、大豆にはない、またはあっても少量のアミノ酸ビタミンなどが多量に生成され、栄養的にさらにすぐれたものになっています。

大豆のたんぱく質は、酵素によって加水分解され、約30%がアミノ酸になります。
その中には生命維持に不可欠な必須アミノ酸9種がすべて含まれます。
その他にも、炭水化物や脂質、ビタミン、ミネラル、食物繊維などたくさんの栄養素が含まれます。
一つの食品で、これほど多くの栄養を含むものは、ほかにありません。

他にも・がん予防(胃がん・乳がん・大腸がん)
・ヒトの遺伝子を守ってくれる
・高血圧予防
・糖尿病予防
・コレステロール低下
・脳卒中、痴呆症、心臓疾患などの発症低下
・老化防止
・大豆アレルギーの人でも食べられる。
などの研究結果があります。

塩分が気になる方は、カリウムの多い、具沢山のみそ汁がおすすめ!
カリウムの多い、ほうれん草、春菊、いも類などは、塩分の体内吸収を防いでくれます。
また、食物繊維の多いわかめ、ごぼう、こんにゃくなども、同じ様に、塩分を体外に排出する働きがあります。

 

《生徒さんからのご質問コーナー》

Q. 玄米味噌が、もうそろそろ食べられる時期なのですが、この麹の「つぶつぶ」は残したまま食べたら良いのですか?この「つぶつぶ」をなくす方法とかあるのですか?? 

A. 麹の「つぶつぶ」はそのまま食べて大丈夫です。 
気になる場合は、「みそとき」や「みそすり」という小さい味噌を溶くためのザルみたいな道具があるのでそれを使うのもおすすめです。 

売っているものは、機械でみそすりをしてしまっているものも多いですので、つぶつぶが味わえるのも、手作りの魅力ですね。

まや発酵教室では、材料を全て準備して、混ぜてつめるだけの状態でお待ちしています!(現在は、オンライン講座募集中です。材料セットを発送(お渡し)させていただいております。)

初心者さん大歓迎!!
少人数制なので、ご質問にも答えながら、丁寧にご説明させて頂きます。

お問い合わせ、お待ちしています!乙女のトキメキ
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